不動産契約書をブロックチェーンで承認管理する
株式会社世界は2021年2月24日、不動産売買契約書や重要事項説明書をブロックチェーン技術で認証するシステムのベータ版をローンチいたしました。

国土交通省ではITを活用した重要事項説明等に関する取組として、賃貸取引におけるIT重説については、社会実験を経て、2017年10月から本格運用開始しております。
売買取引におけるIT重説については、2019年10月1日から2020年9月30日までの1年間社会実験が実施されており2021年4月より本格運用される予定で、取引のオンライン化が加速しております。
賃貸取引と比べ、売買取引の場合は不動産物件価格が大きいこともあり、海外では詐欺やなりすましが横行しており、改ざん上書きが不可能であるブロックチェーンで認証するシステムで売買契約書や重要事項説明書を認証することで完全かつ強固な取引が実現できると考えています。
■不動産売買契約書や重要事項説明書をブロックチェーン技術で認証するシステム「重説チェーン」とは
認証するシステムは、“世界中の約8,000台のコンピューターが、契約書を共有、保存し続ける仕組みです。”
売買取引としてブロックチェーン上に格納、契約書は暗号化され現在世界中でつながっているブロックの塊の最後尾に暗号化されて記録されます。
そして暗号化された値は世界中のノード・コンピューター(約8,000台)にて、検証され保存・共有されます。
認識ページではメッセージの情報やあなたの名前は英文字で表記され、QRコードやURLを知っている方のみがパソコンやスマートフォンで確認することができます。
契約書が正規版であるか、どうかをチェックする機能がついていますので、裁判などの闘争になった場合には、ブロックチェーンの仕組みが正規版を証明してくれます。


■ベータ版は無料提供
不動産売買契約書や重要事項説明書をブロックチェーン技術で認証するシステム「重説チェーン」は約5分間で1つの契約書を認証できます。